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テングニシとアカニシ

by どる貝類


活貝到着に沸くカピバラさん
 
最近、小学生の頃からのライフワークである貝殻標本づくりに精を出しています。
大きなテングニシとアカニシが水揚げされたという情報を得ましたので、早速、取り寄せてみました。
愛媛県産です。

テングニシとカピバラさん
 
殻長を測ったところ何と27センチもありました。
確か国内記録は27センチだったと記憶していますので、日本最大級の個体の可能性があります。

殻のトゲに注目
 
ところで、気になる点がひとつ…
左側の27センチの個体にはテングニシ特有のトゲが殻にありません。
テングニシの亜種で南方に棲息するオオテングニシという種類があるのですが、
そのオオテングニシにはトゲがないのです。
もしかすると、この個体はテングニシとオオテングニシの交配雑種なのかもしれません。
オオテングニシは30センチ以上に成長しますので、そうだとするとこの大きさは納得できます。
これも地球温暖化の影響なのかもしれませんね。

アカニシとカピバラさん
 
続いてアカニシです。
殻長は18センチあり、なかなか立派です。しかし、私が子供の頃はもっと大きな個体が獲れていました。
アカニシは日本原産の巻貝ですが、戦前、日本の船舶が黒海にバラスト水を撒いたところ黒海で大繁殖してしまいました。
日本で汲み上げたバラスト水にアカニシの幼生が混じっていたのでしょう。
このため、いくつものカキの養殖場が全滅したと伝えられています。
(テングニシもアカニシも肉食性で他の二枚貝などを食べています)
今ではボスポラス海峡を越えてアドリア海に侵入し、今世紀中には広く地中海に棲息することになると思われます。
 
こう書いてしまうと何だか悪いイメージですが、私は加熱して食べる巻貝(アワビ類を除く)の中では最も美味しい貝だと思っています。
日本では乱獲され水揚げも減っているため、黒海産のアカニシを輸入、串物や煮貝にして販売している業者もあると聞いています。

アカニシに埋まってみたカピバラさん
 
カピバラさんの隠れ家にちょうどいいかもしれませんね。
貝殻は十分に乾燥させた後に綿を詰めてフタ付きで保管します。

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コメント
ume|2008年02月21日(木) 17:55
カピパラさんが住めるくらい大きくて見事な貝ですね。
しかも両方とも食べれるんですか?
食べ応えありそうです。
猫部長さん貝殻の標本作りという趣味もあるというのは初めて知りました。
いろいろな趣味を持ってるから知識も広いんですね^^

どる|2008年02月22日(金) 07:02
両方とも食べられます。
テングニシは茹でて刺身醤油で、アカニシは茹でた後
砂糖醤油で煮貝にしてみました。

標本は実家に300種、自宅に100種ぐらいあります。
まむ|2008年02月25日(月) 13:08
かぴばらさん
すぽっと収まってる^^
長崎の魚屋|2014年12月13日(土) 16:10
30センチUPのテングニシゲット!噂のトゲも立派にあります♪






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